団体旅行の計画をたてるとき、気になることの一つが費用ではないでしょうか。幹事になったら真っ先に旅行会社に相談する人もいるでしょう。旅行会社はツアープランを提案するプロですが、まったく情報がなければ見積もりができません。
そのため、最初に何人で・いつ・どういった旅行を希望するのかを伝えましょう。オンシーズンやオフシーズン、平日か土日祝などの条件で費用が大きく異なります。
この記事では団体旅行にかかる費用について詳しく解説します。
1泊2日の団体旅行にかかる費用の目安
1泊2日の団体旅行(社員旅行)にかかる費用の目安は、1人あたりで3万円以下。次に多いのが2万円以下、4万円以下の順です。
なお、社員旅行の場合、費用は一定の要件を満たしていれば福利厚生費として一部を経費にできます。
- 旅行期間が4泊5日以内
- 旅行の参加者が職場全体の人数の50%以上いる
1日で約2万円、1泊2日の場合は1人あたりで3万円から4万円の費用が社員旅行の常識の範囲内といえるでしょう。
社員旅行以外の団体旅行の場合、1人あたりにかかる費用は老人会のような大型団体は日帰りで約8,500円。1泊2日が約2万円です。10人程度のグループ旅行では、日帰りで約9,000円から1万5,000円。1泊2日で約3万円から5万円が主流です。
団体旅行の費用に追加料金が発生するケース
旅行会社にもよりますが、後部座席がコの字型のサロンバスを希望すると追加料金が発生するケースがあります。ただしサロンバスの空車がある場合は、無料でランクアップできるケースもあります。
幹事を任せられた立場としては、添乗員とバスガイドに同行してもらうと心強いかもしれません。同行してもらうと移動時間の管理や場の雰囲気を盛り上げてくれるはずです。追加料金は発生しますが考慮してみるとよいでしょう。
バス代金の見積もりに運転手の日当は含めてありますが、添乗員とバスガイドは含まれていないケースが多いです。もし同行してもらうと数万円程度の費用がアップする可能性があります。観光地によっては無料のボランティアガイドがいるところも多いため、必要に応じて利用を検討しましょう。
まとめ
団体旅行にかかる費用の目安と追加料金が発生するケースについて解説しました。同じ場所に旅行する場合でも、旅行会社によって費用は異なります。団体旅行の費用を抑えたいなら、数社に見積もりをお願いして比較するのがおすすめです。