団体旅行で気をつけるべきこととは?

団体旅行

新型コロナウイルスの世界的な大流行から3年が経ち、ワクチン接種が進んだこともあって、現在の感染状況は少し落ち着いてきているようです。また、水際対策や入国制限が緩和されたことで、コロナ禍で控えていた旅行を再開する動きも出始めています。

この記事では、これから社員旅行やグループでの団体旅行を企画する際に、旅を安全に楽しむための注意点をお伝えします。幹事を担当する方の参考になれば幸いです。

早めに計画や準備をはじめる

団体旅行にはさまざまな段取りが必要なため、計画や準備には早めに取りかかることをおすすめします。計画を立てたあとに突然の人数変更や予定変更があった場合、日にちに余裕がなければ対応が難しくなる恐れがあります。そのため、遅くとも3ヵ月前には準備を始めたほうがよいでしょう。

行き先が決まったら、旅行費用は少し多めに集金しておくことが望ましいです。団体旅行では参加人数の変更で、交通機関や宿泊施設、入場施設などの料金が変わることがあります。そのほかにも、旅行中に想定外の出費が発生することもあるため、ギリギリではなく、ある程度多めに集金し、余った分は旅行後に参加者に返金するとよいでしょう。

また、ウイルス感染を予防しながら旅をスムーズに進めるために、観光地のチケットなどは事前にオンラインなどで予約しておくことをおすすめします。事前予約すると、旅行当日に列に並ぶ必要がなく、他人との接触機会も減ることから感染予防にもつながります。
各種予約をする際には、人数変更やキャンセルがでる可能性を踏まえ、違約金がかからない期限を確認しておくことも大切です。

大型連休などの混み合う時期に旅行をする場合は、チケットが取りづらかったり、旅行金額が変動したりすることがあります。行き先の情報や混雑状況も事前に確認しておきましょう。

旅行実施日の直前には、予約内容に間違いがないか再確認することも大切です。

感染症対策を徹底する

感染状況が落ち着いてきたとはいえ、新型コロナウイルスが完全に消滅したわけではありません。安全に旅を楽しむために、各自で感染予防対策を行ないましょう。

旅行中は、車内や人との間隔がとれない場所ではマスクを着用し、バスの座席も、なるべく距離を取った配置にするなど三密を避ける工夫を行ないましょう。移動中の車内では、こまめな換気も必要です。

マスクを外す食事の席では対面を避け、できるだけ間隔を空けるようにしましょう。また、お酒を飲みすぎると注意力が緩み、声が大きくなったり箸やコップを共有したりなど、感染リスクを高める行動をしてしまいがちです。アルコールは、ほどほどの量にしておきましょう。

そして、大人数で長時間1つの場所に留まることは、感染リスクを高める原因になります。移動時や食事の際には、特に感染対策に注意してください。

まとめ

2023年5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが変わり、政府の観光支援策「全国旅行支援」でのワクチン接種証明書や陰性証明書の提示が不要になります。

そのため、これから旅行を計画する方が増えていくことが予想されますが、混雑した場所では、引き続き各自で感染症対策を万全に行なうようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました